ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

第6 章 資料編評価基準| 大学評価基準153基準4.自己点検・評価領域:自己点検・評価の適切性、誠実性、有効性本基準の趣旨 自主性・自律性を重視する大学の本質からして、大学の質保証は、第一義的に大学自身の責任と考えるべきです。したがって、認証評価の本旨は、自己点検・評価の実施状況と結果の活用状況を評価することによって、自己点検・評価の質を高めようとするところにあると考えます。 また、認証評価のために行う自己点検・評価であっても、本来の自己点検・評価として、教育の改善向上に資するとともに、社会への説明責任を果たし得るよう、大学の自発性と責任感を持って実施することが期待されています。基準項目4-1.自己点検・評価の適切性評価の視点エビデンスの例示(評価の根拠となる事実)4-1-① 大学の使命・目的に即した自主的・自律   的な自己点検・評価4-1-② 自己点検・評価体制の適切性4-1-③ 自己点検・評価の周期等の適切性● 自主的・自律的な自己点検・評価の項目を示す資料● 自己点検・評価のための組織及びその学内の位置付け等に関 する資料4-2.自己点検・評価の誠実性4-2-① エビデンスに基づいた透明性の高い自己   点検・評価4-2-② 現状把握のための十分な調査・データの   収集と分析4-2-③ 自己点検・評価の結果の学内共有と社会   への公表4-3.自己点検・評価の有効性4-3-① 自己点検・評価の結果の活用のための     PDCA サイクルの仕組みの確立と機能性● IR(Institutional Research) 機能の構築及び活動状況を示す資料● 自己点検・評価及び認証評価の結果の共有と社会への公表の状 況を示す資料● 自己点検・評価及び認証評価を改善・向上につなげる仕組みと その運営● 自己点検・評価及び認証評価の結果の活用状況を示す資料使命・目的に基づく大学独自の基準設定と自己点検・評価 評価機構が定める4 つの「基準」は、大学として基本的・共通的な最小限のものです。この4 つの「基準」以外に、大学が使命・目的に掲げ、個性・特色として重視している領域に関しては、大学が独自に「基準」「基準項目」及び「評価の視点」を設定し、自己点検・評価を行うことが求められます。