ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

第2 章  10 年の軌跡評価機構の前史・本史021公益財団法人移行後の事務局のエントランス平成21年(2009)年9 月4 日 短期大学機関別認証評価 認証書受理の様子 当機構の会員大学のうち、約6 割の大学が法人内に短期大学(部)を設置しており、これらの大学からは、大学・短期大学について同一の評価機関により同時に評価を受けたいとの要望が出てきました。当機構では、これを受けて、新たに短期大学認証評価検討委員会を設置して検討を重ね、平成21(2009)年4 月に文部科学大臣に認証を申請し、同年9 月4 日付けで短期大学機関別認証評価機関として認証されました。 更に、専門職大学院を持つ大学院大学から、ファッション・ビジネス分野の専門職大学院の認証評価を受けたいとの要望があり、専門職大学院認証評価検討委員会を設置して検討を重ね、平成21(2009)年10 月に文部科学大臣に認証を申請し、平成22(2010)年3 月31日付けでファッション・ビジネス系専門職大学院認証評価機関として認証されました。 平成16(2004)年度から始まった機関別認証評価は、平成22(2010)年度をもって最初の7 年サイクルが終わりました。これを機に、平成23(2011)年度にこれまでの経験を踏まえて、大学の自主的な質保証機能を高めることを目的に実施大綱及び評価基準の大幅な見直しを行いました。この新システムでは、単に認証評価のための自己点検・評価ではなく、大学の自主的な質保証のための本来的な自己点検・評価の一環として明確に位置付けるとともに、評価基準を基本的・共通的な事項に限定し、大学自らの使命・目的に即した自己点検・評価項目を加えるように求めています。この評価システムは、平成24(2012)年度から実施しています。 平成20(2008)年12月、公益法人制度改革に関わる法律が施行され、従来の公益法人(特例民法法人)は、5年以内に新公益(認定)法人又は一般法人へ移行することが義務付けられました。当機構の行う認証評価事業は公正かつ的確性が求められ、社会の信頼の上に成立つ極めて公益性の強い事業であり、公益法人に移行することにより社会的信頼性が向上し、評価対象校の発展・向上にも寄与するものと考え、平成21(2009)年12 月、当機構理事会において公益財団法人への移行を決定しました。 更に、移行のために必要な組織変更、定款、諸規定の整備等の要件を整え、平成23(2011)年10 月に内閣総理大臣に公益財団法人への移行認定を申請し、翌年3 月22 日付けで公益財団法人として移行認定されました。 平成24(2012)年4 月1日付けで公益財団法人移行登記、財団法人解散登記を行い、黒田壽二理事長、髙倉翔副理事長、石井正彦常務理事の新体制のもと、「公益財団法人日本高等教育評価機構」がスタートしました。なお、平成25(2013)年7月、髙倉副理事長の退任に伴い、相良憲昭が副理事長に就任しました。 平成16(2004)年11月に財団を設立し、平成17(2005)年7月認証評価機関の認証を得て認証評価事業を開始し、平成24(2012)年4 月には公益財団法人として認証されるなどの経緯を経て、平成26(2014)年11月、10周年を迎えることとなりました。10周年を機に、同年4 月、当機構理事会のもとに「企画運営会議」を設置し、今後の当機構のあり方と役割等について審議することとしています。短期大学、専門職大学院の認証と評価システムの大幅な見直し公益法人への移行と新体制での新たなスタート(平成21(2009)年~平成24(2012)年) (平成21(2009)年~平成26(2014)年)