ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

評価員038調査報告書案の修正第5 回評価員会議の内容を踏まえ、必要に応じて担当の「基準項目」について「調査報告書案」を修正します。「意見申立て」への対応(1月)「調査報告書案」に対する対象校からの意見申立てがあった場合は、その対応案を作成します。この対応案は、判定委員会での審議資料となります。判定委員長の要請により、評価員が判定委員会に出席して経緯を説明することもあります。その他(~ 3 月)3 月の理事会で評価結果が確定すると、当機構担当者から評価結果の報告を受けます。その後、「評価結果報告書」(冊子)と「評価員証明書」を郵送にて受取り、評価員としての活動は終了になります。このほか、評価システムを改善するため、アンケート調査への協力をお願いしています。また、情報管理のため、3 月末には評価関連資料の返却や評価に関わるメールの削除などを当機構から依頼しています。評価員が当機構の評価システムを共通して理解し、公正、適切かつ円滑に評価活動を遂行するために、当機構は評価員への研修に力を入れています。これが「評価員セミナー」です。例年、1日かけてさまざまな内容の研修を行います。大学機関別認証評価では、評価員数が多い年度は、東京に加えて他の地区で開催することもあります。研修内容は、大学機関別認証評価は「評価員養成検討委員会」で検討し決定します。過去の研修会や評価終了後に評価員にアンケート調査を行い、その結果を踏まえて内容を見直します。年度によって評価対象校数が大きく増減することや、評価員の経験年数の違いもあるため、講義形式のものだけでなく、経験者からのアドバイスやチーム内での顔合わせを取入れるなど、状況に合わせた取組みを行っています。短期大学機関別認証評価とファッション・ビジネス系専門職大学院認証評価は、各判定委員会が研修内容を検討して実施しています。以下は、大学機関別認証評価の「評価員セミナー」の内容です。過去の実施日やプログラムなどは「第6 章 資料編 セミナー等開催実績」に掲載しています。評価基準や作業プロセスの解説は、研修の核となる重要な項目です。当機構職員がスライドや評価員用のマニュアル「評価のてびき」を用いて説明しています。認証評価の意義や評価員の守秘義務、当機構の評価の方針など、評価を行う際に前提となる重要事項のほか、評価の流れや時期の目安、「判断例」など、評価員としての業務がイメージしやすいよう、できる限り具体的に解説しています。一方通行の解説にならないよう、近年は、配付資料を事前に送付し、確認いただいたうえで意見や質問を受付け、解説内容に盛込んでいます。また、年度によっては、評価員を初めて経験「評価員セミナー」について平成22(2010)年度 認証評価担当評価員 団長セミナーでのグループ別座談会の様子平成25(2013)年度 大学機関別認証評価 評価員セミナーでの大学ごとの情報共有の様子評価基準などの解説