ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

044評価事業の概要短期大学機関別認証評価 当機構の会員校からの、大学の認証評価と同時に短期大学の評価も受けたいという要請を受けて作られたのが短期大学機関別認証評価の評価システムです。 平成19(2007)年度に「短期大学認証評価検討委員会」(委員長:瀧澤博三 日本私立大学協会附置私学高等教育研究所主幹)を立上げ、実施体制・実施方法・評価基準などについて審議しました。平成19(2007)年度に1 回、平成20(2008)年度に6 回の審議を経て、平成21(2009)年度に、大学の評価基準とほぼ同様の11 の評価基準を持つ評価システムが完成し、短期大学機関別認証評価の評価機関として認証されました。 評価プロセスも大学と同様ですが、短期大学は比較的小規模であること、地域に密着した短期大学が多いこと、職業と直結した学科が多いことなどを考慮して評価を行います。 平成22(2010)年度からの3 年間に短期大学からの評価申請がなく、実績はありませんでしたが、平成24(2012)年度に大学機関別認証評価に合わせて、「短期大学評価判定委員会」が評価システムの改定を行いました(表2 -2、表3)。ファッション・ビジネス系専門職大学院認証評価 平成20(2008)年度に「専門職大学院認証評価検討委員会」を立上げ、平成22(2010)年にファッション・ビジネス系専門職大学院の認証評価機関として認証されました。 評価基準は、大学機関別認証評価・短期大学機関別認証評価とは異なり、カリキュラム内容を中心とした評価になっています。例えば、「ファッション・クリエイションに関する科目」など指定の領域の科目が教育課程に組込まれているかを基準項目の評価の視点に設定しています。 認証を受けてからは、「ファッション・ビジネス系専門職大学院評価判定委員会」において、評価システムの見直しを行っています。平成26(2014)年1 月に行った改定では、大学機関別認証評価の評価システムに合わせて文言を調整したほか、変化の激しいファッション・ビジネスの現状を踏まえ、基準項目1-3「使命・目的及び教育目的の有効性」を追加するなどしました(表2 -3、表3)。当機構が行う評価の判定方法について 大学機関別認証評価、短期大学機関別認証評価、ファッション・ビジネス系専門職大学院認証評価ともに判定方法は同様になっています。福岡、札幌で開催し周知に努めました。同年度に、桜美林大学、金沢工業大学、神田外語大学、文化学園大学の試行評価及び評価システムの調整を行い、平成24(2012)年度から実施しています。 評価システムの見直しは絶えず行っており、平成31(2019)年度からの第3 サイクルに向け、既に検討を始めています。表2-1 大学評価基準1234567891011建学の精神・大学の基本理念及び使命・目的教育研究組織教育課程学生教員職員管理運営財務教育研究環境社会連携社会的責務使命・目的等学修と教授経営・管理と財務自己点検・評価-------表2- 2 短期大学評価基準平成17(2005) ~  平成23(2011) 年度基準外基準平成24(2012) 年度~使命・目的に基づく大学独自の基準設定と自己点検・評価平成 21(2009) ~ 平成 25(2013) 年度~  平成24(2012) 年度建学の精神・短期大学の基本理念及び使命・目的教育研究組織教育課程学生教員職員管理運営財務教育研究環境社会連携社会的責務使命・目的に基づく短期大学独自の基準設定と自己点検・評価使命・目的等学修と教授経営・管理と財務自己点検・評価-------特記事項特記事項1234567891011基準外基準