ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

046評価事業の概要校に当機構担当者が訪問して行う場合があります。平成2 5(2013)年度は、30 大学1 短期大学のうち19 校が利用しました。②「自己点検評価書」の受理、評価員へ送付 対象校から「自己点検評価書」と関連資料を受取り次第、直ちに当機構担当者が確認し、評価員へ送付して書面調査を依頼します。③第1 回~第5 回評価員会議 評価チーム全員と当機構担当者が出席する評価員会議は計5 回行います。実地調査前に1 回、実地調査中に3 回、実地調査後に1 回行い、最終的に「調査報告書案」をまとめます。④実地調査 評価チームが対象校に訪問し、責任者との面談、基準ごとの面談、教育環境の視察、学生との面談、資料の点検などを行います(表5)。当機構担当者も同行します。  調査内容(大学機関別認証評価の例)  ⅰ 大学責任者との面談   理事長、学長などの責任者を対象とした面談です。書面調   査での分析状況を踏まえて、基準1(使命・目的等)を含   む対象校全体に対する総括的な質問(教育研究活動、経   営方針、中期計画など)を中心に質疑応答を行います。   原則として評価チーム全員が出席します。  ⅱ 教育環境の視察   実際の講義・実習・演習の状況や、図書館・教育研究施   設などの機能性、特色などの状況を調査し、学修生活環実地調査の様子(大学責任者との面談)になりました。 ファッション・ビジネス系専門職大学院認証評価は、平成22(2010)年度に1 研究科の評価を実施しました。当機構で行う分野別評価としては、唯一の領域です。 なお、平成26(2014)年度は、大学機関別認証評価は63 校、再評価は1 校、短期大学機関別認証評価は3 校(いずれも「同時受審」)が実施中で、ファッション・ビジネス系専門職大学院認証評価については、平成27(2015)年度に1 研究科の実施が見込まれています。 大学、短期大学、ファッション・ビジネス系専門職大学院ともに評価プロセスは同様です。7 月に大学等からの申請を受理し、翌年6 月末に「自己点検評価書」を受取り、評価員に送付します。評価員は、書面調査、実地調査を行い、12 月末までに「調査報告書案」を作成します。その後、大学等からの意見申立てとその審議を経て、評価結果は、判定委員会での審議を経て理事会で承認されます。3 月に評価結果を確定し、文部科学大臣へ報告するとともに公表します。①事前相談(任意) 評価実施年度の4 月以降から実地調査を受けるまでの間に、対象校が当機構と対面で行う相談を事前相談といいます。「自己点検評価書」の作成方法、実地調査のスケジュール調整や準備などについて対象校から相談を受けます。当機構で行う場合と、対象1 年間の流れ年度表4 評価校数(再評価を含めず)大学短期大学ファッション・ビジネス系専門職大学院平成17(2005)平成18(2006)平成19(2007)平成20(2008)平成21(2009)平成22(2010)平成23(2011)平成24(2012)平成25(2013)平成26(2014)(実施中)4163858718513133063-----00013-----10000