ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

評価事業の概要050対象校がマニュアルとして利用する「受審のてびき」評価員がマニュアルとして利用する「評価のてびき」④「判断例」の作成と公表 「判断例」とは、評価結果の平準化を目的に、指摘の際の判断基準として判定委員会が定めているものです。関係法令の改正や認証評価の状況を踏まえ年度ごとに見直しを行っています。評価員は「調査報告書案」を作成する際、参考にします。 大学機関別認証評価では、前年度の判断例を当機構ホームページにて公表していますので、自己点検・評価の際に、過去にどのような指摘がされていたかを確認できます。⑤アンケート調査の実施 年度末に評価対象校と評価員にアンケート調査を実施しています。評価システムの改定のための調査の一環であり、今後も継続して行う予定です。詳細は「第4 章 事業内容 調査研究」をご覧ください。⑥てびき・マニュアル類の作成 「受審のてびき」 認証評価の申請をした対象校に受理通知とともに送付しているマニュアルです。当初は、大学機関別認証評価において「自己評価報告書作成ガイド」や「実地調査マニュアル(大学用)」など複数の書類を配付していましたが、平成20(2008)年度から、それらをまとめて「大学機関別認証評価 受審のてびき」とし、基準項目ごとの記述のポイント、提出物の様式、写真や図表による解説を盛込みました。対象校の利便性を考え、この1 冊で当機構の認証評価が理解できるように留意しています。大学、評価員、当機構職員の意見を参考に毎年見直しており、平成20(2008)年度に67ページだったものが、平成26(2014)年度は166 ページになっています。平成25(2013)年度に、初めて「短期大学機関別認証評価 受審のてびき」を作成し公表しました。ファッション・ビジネス系専門職大学院は、平成26(2014)年度に最新版を作成します。 「評価のてびき」 評価員に配付しているマニュアルです。平成2 0(2008)年度に初めて大学機関別認証評価用を作成しました。 評価員の研修会である「評価員セミナー」の資料としても使用し、「主なチェックリスト」や「調査報告書案」のサンプルを掲載するなど、初めての評価員でもわかるよう工夫を凝らしています。 また、近年は「調査報告書案」を作成する際の漢字・送り仮名などの注意事項を記載した当機構の「表記の基準」、付録として「評価に関わる用語集」なども掲載しています。 このてびきの内容は、アンケートによる評価員からの意見を参考に、毎年「評価員養成検討委員会」で検討し見直しています。 なお、平成25(2013)年度に短期大学機関別認証評価用を作成しました。ファッション・ビジネス系専門職大学院版の最新版は、平成27(2015)年度に作成する予定です。 「再評価受審のてびき」 大学機関別認証評価を受けて「保留」と判定され、再評価を申請した大学に受理通知とともに送付しているマニュアルです。再評価の費用、提出物、実施体制、スケジュールなど認証評価を受ける場合と異なる点を中心に説明しています。当機構ホームページで公表しています。