ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

064調査研究 中央教育審議会答申「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~」が出されました。これを受け、当機構は学修成果(ラーニング・アウトカムズ)に対する評価のあり方について検討を始めました。 評価システム改善検討委員会において、大学が示す学修成果に対してどのように評価をすればよいかについて検討を始めました。大学では学修成果をどう定めているかを会員校へのアンケートにより確認することや、アメリカの評価機関を訪問し評価方法を聞くことなどが決定しました。平成24(2012)年度 当機構は平成21(2009)年度にファッション・ビジネス系専門職大学院認証評価の認証評価機関として認証を受けましたが、これ以外の分野の専門職大学院の認証評価も検討することになりました。 この年は、どのような分野の専攻がどれくらいあるか、それに対する認証評価機関の有無などを調査しました。この調査研究は、平成25(2013)年以降の専門職大学院認証評価の検討に引継がれています。IAUP Triennial Conference 2011 世界大学総長協会(IAUP : International Association ofUniversity Presidents)は、昭和39(1964)年イギリスのオックスフォードで設立されました。世界の高等教育界のリーダーで組織された教育団体です。当機構は平成23(2011)年度に正会員として入会しました。 平成23(2011)年6月17日(金)から20 日(月)にかけてアメリカのニューヨークで開催された総会に伊藤敏弘(評価事業部長)が出席しました。INQAAHE Conference 2011 高等教育質保証機関国際ネットワーク( INQAAHE: InternationalNetwork for Quality Assurance Agencies inHigher Education)は、平成3(1991)年に設立され、高等教育の質の評価、改善及び維持に関する理論や実践について、情報収集及び情報提供を行うことを目的として活動しています。当機構は平成23(2011)年度に正会員として入会しました。 平成2 3(2 0 11)年4月4 日(月)から7日(木)にかけてスペインのマドリードで開催された総会には世界70 か国から約300 人の参加者が集い、「質保証:今後の基盤づくり」をテーマに全体会議や分科会が行われました。当機構からは伊藤敏弘(評価事業部長)と陸鐘旻(評価事業部次長)が出席しました。国際会議への参加学修成果に対する評価のあり方についての調査研究を開始新しい専門職大学院認証評価に関する調査研究I AUP Triennial Conference 2011(アメリカ)会場の様子INQAAHE Conference 2011(スペイン) 会場の様子