ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

第4 章事業内容調査研究| テーマを定めて行った調査研究065 評価システム改善検討委員会は、会員大学317 校を対象に学修成果に関するアンケート調査を行い、268 校から回答を得ました。その結果、学修成果を「大学全体で定めている」が97 校、「学部ごとで定めている」が54 校(複数回答)となりました(表2)。 「大学全体で定めている」と回答した大学においては、学修成果を点検・評価する方法として、「単位の修得」「卒業・学位授与」に続き、「授業アンケート」「GPA 制度」などを挙げました(表3)。 アンケート結果により、ポートフォリオやルーブリックを活用するなど先進的な取組みを行っていることがわかった7 大学を訪問し、その具体的内容について調査をしました。 また、アメリカの評価機関と評価を受けた大学を訪問し、学修成果の定義や評価方法などについてインタビューを行いました。 平成24(2012)年度に決定した方法により、学修成果の評価のあり方についての調査研究が実施されました。平成25(2013)年度学修成果に対する評価のあり方についての調査研究方法認証評価担当者にE メールで送信回答はインターネット、FAX またはEメールのいずれか平成25(2013)年7 月8 日(火)~8 月8 日(金)317 校(うち、回答校数268 校、回答率84.5%)実施期間「学修成果に対する評価のあり方についての調査研究」アンケート調査概要対象大学数訪問先( 3 機関・3 大学)西部地区基準協会(WASC)全米カレッジ大学協会(AAC&U)北中地区基準協会(NCAHLC)カリフォルニア大学マーセド校ノースウェスタン大学ハロルドワシントン大学平成25(2013)年11月10 日(日)~11月18 日(月)白川優治(千葉大学普遍教育センター准教授)羽田積男(日本大学文理学部教授)実施期間〈海外の評価機関と大学〉訪問調査概要調査員事務局随行者伊藤敏弘(評価事業部長兼評価研究部長)陸鐘旻(評価事業部次長)1. 単位の修得2. 卒業・学位授与3. 学生との面接4. GPA 制度5. 国家試験の合格率6. 就職率7. 授業アンケート8. 外部資格試験等の合格率9. 教育目的等の達成度10. ルーブリック11. ポートフォリオ12. 学生カルテ13. 学内共通テスト14. その他無回答「学修成果を大学全体で定めている」と回答した大学のうち、学修成果を点検・評価する方法をお選びください(複数回答)88.7%85.6%42.3%57.7%35.1%49.5%66.0%28.9%23.7%5.2%29.9%21.6%13.4%11.3%0.0%8683415634486428235292113110項目表3「学修成果に対する評価のあり方についての調査研究」  アンケート調査1. 大学全体で定めている2. 学部ごとで定めている3. 定めていない4. その他無回答学修成果の内容を定めていますか(複数回答)回答数割合36.2% 回答数 割合20.1%36.6%19.4%1.5%975498524項目表2「学修成果に対する評価のあり方についての調査研究」  アンケート調査