ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

第4 章事業内容調査研究| 毎年度の認証評価の検証のための調査研究068評価システム改善検討委員会評価員養成検討委員会調査研究毎年度の認証評価の検証のための調査研究 例年1月中旬から2 月にかけて、評価を担当した評価員を対象にアンケート調査を行っています。 評価基準や自己点検評価書・エビデンス集に対する意見、書面調査や実地調査の方法や気づいた点などについて質問項目を設けています。 アンケート結果は、主に、評価員養成検討委員会が評価員の研修会(「評価員セミナー」)のプログラムや、評価員のためのマニュアル(「評価のてびき」)を作成するために活用しています。例えば、「評価のてびき」の冒頭に平成21(2009)年度から「評価の目的」を記載、「評価員セミナー」の配付資料をセミナー開催前に送付するなどは、このアンケートによる評価員の意見を反映したものです。 また、第2 サイクルの評価システムにも取入れられ、「大学関係者との基準ごとの面談」時間は第1 サイクルでの評価システムの150分間から180 分間に、「顔合わせ」の時間を60 分から30 分に変更しています。 評価システム改善検討委員会は平成18(2006)年度に発足し、評価基準、評価マニュアル、評価体制などを恒常的に見直しています。 現在、委員は第5 期となり、年間4、5 回程度の委員会を開催しています。 評価員養成検討委員会は平成19(2007)年度に発足し、評価員に対する望ましい研修のあり方について検討しています。 現在、委員は第4 期となり、年間4、5 回程度の委員会を開催しています。 評価活動が終了する3月中旬から4 月中旬にかけて、評価を受けた大学・短期大学を対象にアンケート調査をしています。 自己点検評価書の作成でわかりづらかった点、書面質問や意見申立ての方法や気づいた点などについて、質問項目を設けています。アンケート結果は、主に、評価システム改善検討委員会が実施大綱、評価基準などを見直すための参考資料としています。 この結果は評価システムの随所に反映しています。例えば、自己評価担当者説明会の開催時期について、平成24(2012)年度以前の評価システムでは評価を実施する年の1 月に開催していましたが、「もっと早くしてほしい」との意見が多くみられました。そのため、平成25(2013)年度からは評価を実施する前年の9 月の開催に変更しています。評価システム改善検討委員会における調査研究評価員へのアンケート評価員養成検討委員会における調査研究評価を受けた大学等へのアンケート