ブックタイトル公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

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概要

公益財団法人 日本高等教育評価機構 10周年誌

056引続き、馬越徹氏(桜美林大学教授)と羽田積男氏(日本大学教授)を中心に、事務局と共同で検討しました。調査研究 大学関係者を対象にした「大学評価国際セミナー」を8月10日に東京で、8月12日に京都で開催しました。「米国のアクレディテーションに学ぶ」をテーマに掲げ、タフツ大学で自己評価担当者を務めたダウン・ジェロニモ・タークラ氏と、マサチューセッツ大学ボストン校からデイビッド・タークラ氏を講師として招き、大学のI R(Institutional Research)、自己評価体制、留意点、事例などをご講演いただきました。 また、鋤柄光明氏(大阪商業大学教授)と森利枝氏( 大学評価・学位授与機構助教授)に日米の大学評価についてご講演いただきました。 大学から推薦された評価員候補者に対する研修会「評価員セミナー」を全国7 か所で開催しました。評価システムや大学評価基準、評価の流れの説明と、評価の留意点について試行評価の評価員経験者にご講演いただきました。研修後、アンケートを行い、研修の内容や評価システムについて意見を集め、充実を図りました。 講師は、篠田道夫氏(学校法人日本福祉大学常任理事)、鋤柄光明氏(大阪商業大学教授)、羽田積男氏(日本大学教授)、船戸高樹氏(桜美林大学大学院教授)にお願いしました。平成16(2004)年度海外調査(サザンニューハンプシャー大学(アメリカ)にて)平成17(2005)年に開催した「大学評価国際セミナー」での佐藤登志郎理事長による 挨拶の様子訪問先( 2 評価機関・3 大学)ニューイングランド地区基準協会(NEASC)北西部地区基準協会(NWCCU)サザンニューハンプシャー大学タフツ大学ワシントン大学平成17(2005)年2月27日(日)~3 月10日(木)大沼 聡 (文化女子大学理事)小田一幸(東京造形大学理事長)久保猛志(金沢工業大学教授・教育点検評価部長)篠田道夫(学校法人日本福祉大学常任理事)鋤柄光明(大阪商業大学経済学部教授)高山裕司(㈱進研アド執行役員・マーケティング      本部長・桜美林大学大学院非常勤講師)船戸高樹(桜美林大学大学院教授)実施期間調査員事務局随行者原野幸康(専務理事・事務局長)小林功英(日本私立大学協会)「海外における評価機関の役割や方法など大学評価の実態に関する調査研究」訪問調査概要平成17(2005)年度 大学を評価する認証評価機関として認証され、初めて評価を実施しました。調査研究はより実践的なものへシフトし、自己評価の方法や評価員候補者を対象とした講演会や研修会を行いました。この年の調査研究はいずれも文部科学省の委託研究であり、この結果は「認証評価に関する調査研究」としてまとめ、公表しました。被評価大学の自己評価の実施体制や自己評価担当者(リエゾンオフィサー)の役割などに関する調査研究評価手法に関する研究交流会として、評価員に対する望ましい研修のあり方についての実践的研究