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日本高等教育評価機構だより

令和4(2022)年2月23日分掲載

第3期評価検証アンケート
3割が「質保証に大いにつながっている」

日本高等教育評価機構(以下「当機構」)は、第3期認証評価の評価システム検証のための調査研究として、当機構の機関別認証評価を受けた大学・短期大学を対象にアンケート調査とヒアリング調査を行った。このうち、アンケート調査の集計結果がまとまったので、その一部を紹介する。

「学内の意識向上」への関与も強い

アンケート調査の対象は、第3期の前半である平成30(2018)年度から令和2(2020)年度の3年間に当機構の機関別認証評価を受けた74大学、3短期大学の計77校。自己評価担当者にメールで依頼し、ウェブアンケートシステム「スパイラル」を利用して回答を入力してもらった。実施期間は令和3(2021)年6月11日~7月21日で、61大学、2短期大学の計63校から回答を得た。回答率は81.8%だった。

アンケートでは、学部数などを問う「1.貴学について」から、自由記述形式で意見を募る「8.当機構の評価システムについて」まで、8領域で計52の質問を用意した。本稿では「2.認証評価の成果について」で設けた二つの質問の結果を紹介したい。

1つ目の質問は、「認証評価のための自己点検・評価や評価結果への対応など、今までに認証評価を受けたことが、次の項目の実現や促進につながったと思いますか」である。認証評価が大学のどのような改革・改善に寄与したかを探るため、想定できる具体的な事象を21例示し、それぞれ「大いにつながっている」「ある程度つながっている」「つながっていない」「つながっているかわからない」「実現・促進しているが認証評価とのつながりではない」から一つを選んでもらった。

表1を見ると、「大いにつながっている」という回答が最も多かったのは「1.教育の質の保証」で、31.7%(20校)だった。2番目が「3.学内の改革・改善への意識の向上」と「7.質保証に関する教職員の理解の高まり」で各30.2%(19校)、その次が「2.管理・運営における質の保証」で28.6%(18校)となった。

なお、「大いにつながっている」「ある程度つながっている」の合計では「3.学内の改革・改善への意識の向上」が最も多く、計92.1%(58校)だった。

自由記述では、「今回の受審を元に、毎年度、認証評価に基づく自己点検評価書を作成することとなった」「意識改革及び大学改革の道具として認証評価を活用した」といったコメントが見られた。

一方、「14.志願者の増加」「15.学生満足度の上昇」など、数値化が可能と思われるものは、いずれも「大いにつながっている」は低く、「つながっているかわからない」「実現・促進しているが認証評価とのつながりではない」が高いという傾向が見られた。

表1

認証評価のための自己点検・評価や評価結果への対応など、今まで認証評価を受けたことが、次の項目の実現や促進につながったと思いますか

図

「内部質保証体制の整備」を促進

2つ目の質問は、「認証評価のための自己点検・評価や評価結果への対応など、直近の認証評価を契機とした取組み(実施または計画していること)を全て選んでください」である。こちらも26の取組み事例を想定して示した。

表2からわかるように、最も多かったのは、「1.内部質保証体制の整備」で、66.7%(42校)だった。次いで、「14.各種規則類の整備」47.6%(30校)、「8.学修成果測定の方法の改善」44.4%(28校)、「4.三つのポリシーの整備・見直し」「9.卒業生、保護者、就職先などへの各種アンケートの導入」が各42.9%(27校)となった。

認証評価を契機として、多くの取組みが促進されていることが明らかになった。

表2

認証評価のための自己点検・評価や評価結果への対応など、直近の認証評価を契機とした取組み(実施または計画していること)を全て選んでください

図

成果をシステム改善に生かす

このアンケート調査では、紹介した二つの質問のほかに、学修成果の点検・評価に関する質問、PDCAサイクルに関する質問、当機構の評価システムに関する質問などを設けており、それぞれ貴重なデータが得られた。

また、ヒアリング調査は、アンケート回答校の中から6校を選び、令和3(2021)年10月から11月にかけて実施した。質保証体制の実際や、アンケートの回答の背景となる状況など、具体事例の詳細と多くの示唆に富むご意見が得られた。

今後、当機構ではこれら結果について分析・検証を行う予定である。その成果を、評価システムの改善に生かしたいと考えている。

(評価研究部評価研究課課長・小林澄子)

※本稿に記載の第3期認証評価検証のための調査研究の全結果は、「認証評価に関する調査研究第11号」

(2023年3月発行予定)に掲載します。当機構の会員校、評価員、関係団体などにお送りするほか、当機構ホームページで全文を公開します。

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